« ガンを発症させる原因の究明(2) | トップページ | ガンを発症させる要因の究明(4) »

2019年9月 6日 (金)

ガンを発症させる要因の究明(3)

『DNA』の中で、ヒトの遺伝子にかかわる情報は2%程度で、あとの98%は『ジャンク(ガラクタ)DNA』と呼ばれていました。

この話を聞いた時に、梅爺は直感的に『本当にそうかなぁ』と思いました。40億年に近い生物進化の過程で、継承されてきたものの98%が『無意味なガラクタ』であるはずがないと考えたからです。もし、不要なものならとっくに退化して消滅しているのではないかという疑問です。

最近の研究では、この98%の部分に、人間の『設計情報』が含まれていることが分かってきて、多くの科学者がこの部分を研究の対象にするようになってきました。

『ジャンク』どころか、人間を形成するうえで必須の情報であることが、判明するのではないかと期待しています。

このエッセイの著者も、『ガン』を究明する上で、この98%の部分の研究をすべきであると述べています。このエッセイが書かれたのは、約20年位前のことですから、なかなかの慧眼であると思います。

多くの研究者が、『ガン細胞』の遺伝子構造や、その性質を研究対象にしていますが、本質的なことは、『正常な細胞』を『ガン細胞』に変える最初の要因は何か(原因:種の究明)、その変化をもたらす環境は何か(土壌の究明)であろうと、この著者は指摘しています。20年後の現在、この『種』と『土壌』の問題が、どこまで解明できているのか梅爺は理解できていませんが、人類が『ガン撲滅宣言』をできる日は、まだまだ先のように思います。

60兆個ある細胞の一つが、何らかの要因で『ガン細胞』に変わり、更に増殖を開始するのが『ガン』ですが、多くは増殖する前に、『免疫機能』が働いて、『ガン』を抑制しているに違いありません。つまり、誰でも日常的に『ガン細胞』が生まれては消えていることになります。増殖に至ってしまったものは『不運』と受け入れるしかありません。

細胞の数が、10個とか100個とか言うなら『気をつけて』対応はできますが、60兆個の細胞となると、自分の意思で『気をつけて対応する』などというレベルには程遠いものになります。

基本的に『ガン』は、体内でおきている『物質世界』の事象の一つですから、『精神世界』で祈ったり、願ったりしても避けることなどできません。『品行方正』に生きていれば、『ガン』にならないなどということにもなりません。

人類が保有する『ガン』に関する知識は、一昔前に比べれば格段に多く、医療レベルも進歩しています。

『ガン』は人類の『大敵』ですが、自然界の中で『絶対安泰』などという生物はいないのですから、『大敵』を認めて、対応をするしかありません。

|

« ガンを発症させる原因の究明(2) | トップページ | ガンを発症させる要因の究明(4) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ガンを発症させる原因の究明(2) | トップページ | ガンを発症させる要因の究明(4) »