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2015年2月10日 (火)

謎が謎を生む(6)

『宇宙』が始まる時点で存在していた『真空エネルギー』は、『宇宙のタネ』を産みだし、倍々ゲームで『宇宙』を膨張させる要因になると同時に、『宇宙』空間が広がれば広がるほど、広げようとするエネルギー量が増えるという『仮説』も登場しました。

現在も『宇宙』は加速度的に膨張していることが、アメリカの天体学者『ハッブル』の観測で分かっています。この膨張は『ダーク・エネルギー』と呼ばれるものによって引き起こされているという『仮説』が有力ですので、『真空エネルギー』と『ダーク・エネルギー』は深い関連があると、梅爺は推測しました。間違っているかもしれません。

いずれにしても『真空エネルギー』『ダーク・エネルギー』の正体は不明で、現時点では『合理的、普遍的な説明』ができていません。やがて、『素粒子物理学』『天体物理学』等の世界で、『物質世界』の『摂理』に新しい発見、見直しがなされ、『空間が広がれば、ある種のエネルギー量が増す』などという、想像を絶した現象が何故起きるのかを解明する日が来るかもしれません。『科学者』は『神』を導入して、思考を停止させることを嫌い、むしろ『謎が謎を呼ぶ』環境に情熱を燃やしています。『謎があるからこそ、この世は楽しい』ということなのでしょう。

『真空エネルギー』が『宇宙』を膨張させたという『インフレーション理論』が仮に正しいとすると、今度は『宇宙のタネ』はどうして出現したのか、という『謎』にぶち当たります。

これに関してはアメリカの『ビレンキン博士』が、当方もない『仮説』を提唱しています。梅爺はその理論を理解できていませんが、結論を言ってしまえば、『発泡ワイン』の液体の中に、小さな気泡が突然現れるように、エネルギーの壁をすり抜けて、突然『宇宙のタネ』が出現することはあり得るという主張です。私たちの『常識』では、『無から有は生じない』と考えていますが、『宇宙のタネ』に限っては、その『常識』は通用しないことになります。

『ビレンキン博士』の説の途方もない点は、『宇宙のタネ』は、ワインの気泡のように無数に出現するということです。ということは、私たちが属している『宇宙』の他にも無数の『宇宙』が存在することを示唆しています。

他の『宇宙』も、同じカラクリで膨張しているのか、『宇宙』同士の干渉は生じないのか、他の『宇宙』の存在を確認する方法はあるのか、などまたまた『謎が謎を呼ぶ』ことになります。

ちっぽけな『人間』が、『脳』の機能だけで、広大な宇宙の『謎』に迫るという話ですから、何となく、楽しい、嬉しい気分になります。

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