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2012年10月25日 (木)

UFOの正体(4)

『UFO』は宇宙人が操縦する飛行物体であるという推測は、現実には極めて可能性が薄いと考えられます。地球以外の太陽系惑星に『生命体』が存在する可能性は、皆無ではありませんが、まだ確認できていません。太陽系ばかりではなく宇宙全体を考えれば、『生命体』の存在確率は高まります。

地球以外の太陽系惑星でその可能性が一番高いのは『火星』であろうと考えられていて、最近着陸に成功した無人探査機『キュリオシティ』の今後の調査結果が期待されています。現在も生息している『生命体』を発見することになれば、大ニュースですが、過去に生息していた『生命体』の痕跡を見つけるだけでも大発見です。それらの『生命体』は、地球の『生命体』でいうなら『微生物』のようなものかもしれません。『地球人』と同等、またはそれ以上の科学、文明を有する『火星人』が存在する可能性は現状では低いと考えられています。

アメリカのNASAや、ロシア、ヨーロッパ連合も、次は『有人探査機』を『火星』へ送り込もうと研究を継続していますが、多くの難題がまだ克服されていません。『火星』への安全な離着陸の技術もさることながら、往復に3年弱の時間を要するために、その間の飛行士の健康管理(肉体的、精神的)、エネルギー源となるロケット燃料の確保(火星で取得できる材料で、燃料をつくる無人工場を先ず建設するなどの案がある)などまだまだ問題は山積しています。過去に、宇宙飛行中のストレスで、精神障害を起こした飛行士の例も少なくなく、『人間』に関する問題解決が最大の難問とも言われています。

『人間』が最も近い惑星『火星』に行くだけで、これだけの難題があるわけですから、宇宙の果てから『宇宙人』が『地球』へ飛来することは可能性が低いと推測したくなります。1977年に打ち上げた、宇宙探査機『ボイジャー1号』は、35年経った現在ようやく太陽系の辺境に到達しようといますので、太陽系の外の惑星から『宇宙人』がやってくるには途方もない時間がかかることになります。その間の飛行体推進エネルギーの取得方法も不明です。しかし、それは『人間』の科学レベルや寿命を基準にした推測ですから、『人間』の常識をはるかに超えた『生命体』や『知識』が存在しないとは断言できません。

宇宙船の推進方式を、画期的に変えて、飛行時間を短縮しようという研究も進んでいます。宇宙空間に人工的な『歪み』を発生させ、その反撥力で移動するなどという一見とっぴなアイデアで、日本人の南喜成氏が特許をとり、NASAと研究を継続していると番組では報じていました。宇宙空間に『歪み』を作るには莫大なエネルギーを要しますので、実現のめどは立っていませんが、理論的には、『瞬間移動』『ジグザグ移動』など、『UFO』のような移動が可能であるということでした。

多くの科学者は、『UFO』を『宇宙人』から切り離し、『天体現象』として解明しようとしています。既に私たちが取得している、物理法則、化学法則の組み合わせで説明や再現実験が可能であるという前提です。新しくみえる『現象』は、ありきたりの科学の法則に則っているということですが、どうしても説明つかない時に『新しい法則』がみつかるきっかけになるかもしれません。

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