« 南米大陸の最初の住民(2) | トップページ | 南米大陸の最初の住民(4) »

2010年6月24日 (木)

南米大陸の最初の住民(3)

南米大陸に最初に住み着いた『現生人類』は、『モンゴロイド』ではなく『ネグロイド(アボリジニ)』であったのではないかという話と符合することを、前に梅爺が、『日本人は何処から来たのか(松本秀雄著)』という本を紹介した時に書いたことを思い出しました。

http://umejii.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-1511.html

『日本人は何処から来たのか』の著者松本氏は、Gm型血液分析という手法で、地球上の人類分布の研究をしておられる方ですが、南米アマゾンの熱帯雨林の奥深く住んでいるシャバンテ・インデアンも、アボリジニと全く同じGm型パターンを持っていると指摘しています。更に、今回観たドキュメンタリー番組では、南米最南端に住んでいて絶滅寸前の部族は、『アボリジニ』の資質を強く受け継いでいる混血の『モンゴロイド』であるということでした。

こうしたことを総合して考え併せると、オーストラリアから南米まで移動したルートや方法には謎が残るものの、4万年前に、南米に『アボリジニ』が存在していたということは『事実』ではないかと梅爺は思うようになりました。最初の現生人類は、北米より前に南米に到達していたかもしれないということです。

『アボリジニ』が船で太平洋を横断し、南米へ行き着いたということを直接証明する証拠はありませんが、オーストラリアに、『アボリジニ』の祖先が残した4万年前の岩絵があり、その中に船首と船尾が高く伸びている比較的大きな船の絵があって、遠洋航海も可能な船と航海技術を保有していた可能性はあると、ドキュメンタリー番組は報じていました。

南米の『アボリジニ』は、やがて移住してきた『モンゴロイド』に主導権を握られ、多くは絶滅し、一部は熱帯雨林の中に逃げ込んで細々と生き延び、さらに『混血種』となって、南米の南端まで追いやられたと考えると、現状で発見されている事実との辻褄があってきます。そして、その運命は、日本における『アイヌ』の歴史と非常に似ていることに梅爺は気付きました。

|

« 南米大陸の最初の住民(2) | トップページ | 南米大陸の最初の住民(4) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 南米大陸の最初の住民(2) | トップページ | 南米大陸の最初の住民(4) »