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2009年2月21日 (土)

ネアンデルタール人(4)

ネアンデルタール人について、もう一つ面白い科学的な推察が、『Next』という小説で紹介されていました。それは、ネアンデルタール人は『金髪(ブロンド)』や『赤毛』であったということです。

『人類の足跡10万年全史』という本を読んで、現在地球上に存在する人類(現生人類)は、全て17万年前にアフリカ中央のサバンナ地帯に出現した『同一の先祖』を持つことを知りました。ミトコンドリア遺伝子、Y染色体を手がかりに、科学的に追求すると、そういう『事実』に辿りつくということでした。

ヨーロッパ、特に北欧系の人種の金髪、碧眼、白い皮膚、アフリカ系の人種のちじれた黒髪、黒い肌、アジア系の直毛黒髪、黒い瞳、黄色い肌を比べると、とても同じ先祖を持つとは想像できませんし、頭の格好や顔面の彫りの深さの度合い、それに鼻の形状などを比べても、あまりに風貌は異なっていますので、『同一先祖説』には当惑しますが、科学の証明する事実ですから、受け容れるほかありません。

『Next』で紹介されている、ネアンデルタール人金髪説では、ネアンデルタール人と現生人類の混血で、『金髪の資質』が、現生人類に引き継がれたのであろうとの説が述べられています。

しかし、梅爺が読んだ『人類の足跡10万年全史』では、『ネアンデルタール人と現生人類の混合(混血)』の顕著な跡は、見受けられないと書いてありましたので、どちらが正しいのか、梅爺には判断がつきません。常識的に考えて、共存期間があったとすれば、『混血』が無かったとは考え難いので、『金髪』は、ネアンデルタール人から受け継いだものという説は、可能性があるように思います。もし、混血があったとすれば、『金髪』以外にもネアンデルタール人の資質は、現生人類に引き継がれていることになります。その中には『慎重に行動する』という資質もふくまれているのかもしれません。ネアンデルタール人の頭蓋骨から復元した顔の容貌をみると、確かにヨーロッパ系白人に似ているように梅爺は感じます。

『金髪』は、現生人類自身が、進化の過程で獲得したものか、ネアンデルタールとの混血で獲得したものかは、梅爺にはわかりませんが、少なくとも『混血』は全く無かったわけではなく、その名残が現生人類に引き継がれているのではないかと、推測しています。

考古学、人類学、遺伝学に詳しい方からみると、とんでもない誤解かもしれませんので、真相をご存知の方がおられましたら、是非ご教示いただきたいと思います。

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