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2008年6月27日 (金)

奇遇

人生には、不思議な縁で、人と出会う『奇遇』と呼べるものがあります。梅爺も、『横浜フォーラム』の主催者で、大学時代からの友人でもあるMさんのおかげで、最近以下のような『奇遇』を体験しました。順序だって、『顛末』を記述すると以下のようになります。

(1)梅爺の長兄『Q翁』も、梅爺同様毎日欠かさずブログを掲載していて、長兄の毎日の所感に加えて、我々兄弟の母方の祖父にあたる『岡村司』が明治の終わり頃に、フランスへ留学した時に書き残した『日記』の内容を、少しづつブログへ転載し続けている。『岡村司』は、当時京都帝大の法学部で『民法』の教鞭をとっていた。留学仲間に、同じく京都帝大で『刑法』の教鞭をとっていた『勝本勘三郎』氏がおり、祖父の日記には、度々その名前が登場し、二人の交友関係の深さが分かる。

(2)長兄『Q翁』のブログを、梅爺の友人Mさん(横浜フォーラムの主催者)が読んで、Mさんの知人で、6月の横浜フォーラムの講師をお願いしている『勝本正之』氏と、『勝本勘三郎』氏はつながりがあるのではないかと、『直感』で思いつき、調べた結果、『勝本勘三郎』氏は、『勝本正之』氏の曽祖父であることが判明した。Mさんは、高校生時代の正之氏の家庭教師であったために、勝本家の家系について、正之氏の祖父『勝本正晃』氏は民法の、伯父『団藤重光』氏は刑法の有名な学者(教授)であるという予備知識があったことも幸いしている。

(3)6月25日(水)の『横浜フォーラム』に、勝本正之氏は講師として参加され、梅爺との対面が実現した。お互いの曽祖父、祖父のパリでの交友から、100年以上が経過してのことである。

梅爺の長兄『Q翁』が、ブログに祖父の日記を転載しなければ、そして、Mさんの勝本氏との関係や『直感』がなければ、このような『つながり』は分からずに済んだ話ですので、不思議な縁を感ずると同時に、感謝にたえません。

勝本正之氏は、大手電機会社を退職され、現在は大学の講師をされており、今回は、『世界青年の船』に指導者のお一人として参加された折の体験をお話されました。

尚、この『奇遇』には、更にエピソードがあります。勝本正之氏も梅爺同様合唱の趣味をお持ちで、色々な演奏会に合唱団員として出演されておられることが分かりました。そして、なんと最近の演奏会、『メサイア』と『荘厳ミサ』は、梅爺も拝聴していることが判明しました(この演奏会については、それとは露知らず、前にブログに書きました)。梅爺は、友人のUさん夫妻が出演されるので、演奏会へ出かけたわけですが、間接的ながら、勝本氏とは、既に接触の機会があったということになります。

蓋然性の組み合わせとは言え、人生には、このような楽しいことも待ち受けているものだとあらためて知り、長生きする意欲が少し増しました。

Mさんは今回も、講師の『お名前織り込み狂歌』をご披露され、その一つが私達の『奇遇』を詠まれたものでした。Mさんのこのような才能にも頭が下がります。

『勘三郎(んざぶろう) 司(かさ) 黙(だ)すも 時(き) 回(わ)り 探(ぐ)る縁(えにし)の かしき 絆(ずな)』

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