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2008年6月 1日 (日)

鉄と神話(4)

同級会の幹事Oさんは、『神話』は、大和朝廷の正当性を主張するために都合よく書かれていることを承知の上で読めば、必ずしも荒唐無稽な作り話ではなく、隠れた歴史の『事実』が、見えてくるのではないか、と話されました。梅爺も、全く同感です。西洋にも、神話をベースに『トロイの遺跡』を発見したシュリーマンのような例があります。

梅爺が、勝手な想像で『神話』を解釈すれば、以下のようになります。

後に、日本の中央部を制定した大和朝廷の先祖は、朝鮮半島から九州へ渡来した一族である。この一族の族長は女性(天照大神)であった可能性が高い。日本の中央部は、そのころ多くの部族が別々に支配していたが、中でも出雲地方(大国:おおくに)を治める一族は力が強かった。大国主命(おおくにぬしのみこと)は、この部族長である。大国の支配下の部族長は、年に1回出雲へ集まるしきたりがあり、それが、現在では『神無月(10月)』として伝えられている。大和朝廷の先祖は、先発隊として、女族長の弟(素箋鳴尊:すさのうのみこと)を、出雲へ遣わし、局地的には戦闘があったものの、比較的平和裏に大国を支配下におさめた。鉄の利用技術は、このとき出雲で手に入れた可能性が高い。神話で、八岐大蛇(やまたのおろち)や土蜘蛛(つちぐも)などと表現されているのは、大和朝廷に実際反抗した一族の蔑称である。その後、大和朝廷一族は、中央部を制圧するために、当時その地方に勢力をもっていた、猿田彦(さるたひこ)を利用したが、制圧が終わった時に、猿田彦を抹殺した(神話では、偉丈夫であった猿田彦が、貝に噛まれてあっけなく死んだことになっている)。大和朝廷一族は、祟りを畏れて『猿田彦神社』をつくり祀った。

いかがでしょうか。なんとも都合よく、つなぎあわせた話ですが、今回の同級会をきっかけに、以上のような『妄想』が梅爺の頭に湧いてきました。日本の古代史に詳しい方からは、『いい加減にしろ』とお叱りを受けそうですが、『爺さんの妄想』として、ご容赦いただきたいと思います。

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