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2008年5月 6日 (火)

ピーナッツ

梅爺は、無類のピーナッツ好きです。ピーナッツと言っても、昔ロッキード事件の裏側で動いた、怪しげなお金のことでも、双子の姉妹歌手のことでもなく、正真正銘の『落花生』のことです。

食材で好きなものは、と問われれば、間違いなく『豆類』と答えますが、中でもピーナッツに目がありません。カシュー・ナッツ、マカデミア・ナッツなどナッツ類も好きですが、ピーナッツには敵いません。死ぬ前に、『何か食べたいものがありますか?』と訊かれたら『ピーナッツ』と答えるだろうと、真面目に話すので、家族の失笑をかっています。もっとも、ピーナッツを噛み砕く歯が残っていたらのことですが。『最高級霜ふり肉のステーキ』とか『ツバメの巣のスープ』とか『フォアグラ、キャビア、トリフ』とか、高価な食材の料理を指定していないのですから、こんな経済的な『最後の晩餐』はないだろうと、家族には反論しています。

テレビで、健康な食事を紹介する番組では、先ず『豆類』が推奨されますので、自分は『自然に健康を指向する体質』なのだと悦に入っています。勿論、豆を使った食材、豆腐、納豆、餡(あん)類、味噌、醤油も全て好物で、料理も煮物、スープと何でもござれです。納豆は、子供のころ必ず我が家の食卓にありました。多分、関西育ちの母親ではなく、茨城県出身の父親の好物だったのでしょう。梅干、ハリハリ漬け、オカカ、卵などをダシ醤油で混ぜた納豆もありますが、梅爺は、シンプルに、多めのからし、薬味のネギ、生醤油でかき混ぜたものが好きです。あったかいご飯に、納豆をかけて食べれば、ミシュランの三ツ星レストランへ行かなくてもすむわけですから、これも経済的です。

梅婆は、水戸の出身であるにもかかわらず、納豆はそれほど好物ではなく、その上、ご飯にかけて食べる食べ方は『品が無い』と母親から教わって育ったらしく、梅爺の食べ方を最初は胡散臭そうに見ていましたが、今ではあきらめているようです。梅爺は、勿論『旨い』を『品格』に優先させて、押し通しています。

ピーナッツも、塩、バター、砂糖、味噌などで色々加工したものがあり、どれも好きですが、やはり、ただ煎っただけのものが最高です。千葉県産の高価な落花生は、断然味が違うのですが、年金梅爺は、『中国産』も厭わないようにしています。ウィスキーのおつまみにして食べ始めると、終わらなくなりますので、『後引き豆』とはよく言ったものです。

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